水虫・たむしにはラミシールで決まり!

水虫は長時間靴を履いていなければならない職業の人がかかりやすい傾向がありますが、水虫を治したいなら薬局でも購入出来るラミシールという薬を使うのが良いでしょう。
ラミシールは抗真菌薬に分類されるテルビナフィン塩酸塩を有効成分として配合している薬で、ドラッグストアでもクリームや液状のラミシールが買えるので手に入れやすいのが便利です。

一方、たむしという病気は頭部や手足、股以外の体の部分に白癬菌が感染することで起こる皮膚病です。
白癬菌は真菌(カビ)の一種なので、たむしを治療したい時にも抗真菌薬のラミシールが使えます。
たむしが出来ている部分にラミシールを塗ると、原因菌である白癬菌の増殖が抑えられ殺菌されるため徐々に症状が治まっていくことが期待出来ます。
ラミシールは1日1回塗るだけで効果が期待出来る薬なので、治療に手間がかからない点も魅力と言えるでしょう。

ところで、足に出来る水虫も原因となっている菌は白癬菌です。
白癬菌が爪に入り込んで爪の内部で増殖すると、だんだん爪が肥厚したり色が黄色や白に濁ってくるなどの症状があらわれて爪白癬と呼ばれる状態になります。
爪白癬は爪水虫とも言い、足の水虫を治さずに放置しているとかかりやすいため注意が必要です。

爪白癬の厄介な所は塗るタイプのラミシールでは治療が難しい点です。
しかし、爪白癬の原因となっている白癬菌を殺菌するのにはラミシールに含まれているテルビナフィンが有効なので、内服薬タイプのラミシールを使って爪白癬を治療するという方法が多くの皮膚科で使われています。

爪白癬を治したくて皮膚科を受診すると、ラミシール(テルビナフィン)以外にイトラコナゾールという成分が含まれている内服薬での治療も選べると言われることがあるでしょう。
イトラコナゾールも抗真菌薬の一種で、白癬菌を殺菌出来るため爪白癬の治療に使われますが、テルビナフィンに比べてコストが高いことや飲み合わせに注意しなければならない薬の種類が多いことがデメリットになっています。

イトラコナゾールでの爪白癬治療は、例えば高血圧のためにカルシウム拮抗薬を飲んでいる人などは薬の飲み合わせの関係で出来ないことがありますから、医師と相談してテルビナフィンでの治療を選ぶと安心でしょう。
なお、テルビナフィンで爪水虫の治療をする時の副作用としては眠気などが出ることがあり、ごくまれに肝機能障害が起こることもありますが、肝機能検査を受けながら医師の指示に従って治療をしていけば安全に爪水虫を治せるのではないでしょうか。