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脚に塗り薬を塗っている女性

水虫は数ある感染症の中でも特に治りづらいものとされており、何年もかけて治療に取り組んでいるという人も珍しくありません。
そうした中では「そもそもどうして水虫はこんなに治りづらいのか」という疑問が出ることも多いのですが、この理由として最も大きいのは「薬を使うと症状がすぐに治まるから」ということが挙げられます。
市販の水虫薬を使っても1週間程度で痒みが治まって外見も綺麗になるということが多いため、ひとまず塗り薬をつかって治しているという人はかなりいます。
しかし水虫の原因である白癬菌は皮膚の奥に潜んで活動をしていますから、表面だけが綺麗になっても皮膚の奥には水虫の原因がまだ残っているのです。
原因を取り除かずに治ったと思い込んでしまった結果、本当は治っていなかった水虫が再び目に見えるようになって「再発した」と感じてしまうわけです。
加えて「秋から冬にかけては症状が治まることが多い」というのも大きなポイントと言えるでしょう。
白癬菌は湿度の高い環境で特に活発に活動することになりますから、湿度が下がる秋や冬になると活動が停止することが少なくありません。
この活動が停止した時もやはり治ったと勘違いしてしまいやすく、せっかくそれまで続けていた治療を切り上げてしまって春や夏になると再び症状が出てくるといった形になってしまいます。
こうした要素があるために水虫の再発率は50%以上と言われるようになり、結果として治りづらいという印象が強くなってしまったわけです。
ただこれはいずれも「水虫の根本を治療しなかった」ということが原因であり、しっかりと治療をすればよほど悪化していない限り完治が出来ることは間違いありません。
痒みに長く悩まされることの無いように、治療をする時はしっかり完治するまで続けるようにしましょう。